脱炭素へ皆TRY!みなとみらいサーキュラーエコノミー会議 2025
脱炭素へ皆TRY!みなとみらいサーキュラーエコノミー会議 2025
〜 横浜市内のサーキュラープロジェクトを多数ご紹介。2025年のキーワードは?〜
気候変動や資源制約など様々な環境・社会課題を背景に、世界では「サーキュラーエコノミー(循環経済)」という新たな経済・社会システムへの移行が求められています。その中でも、都市は廃棄物の50%以上、天然資源の75%以上、温室効果ガスの60%を排出していると言われており、サーキュラーエコノミーの実現には、都市をめぐるシステムの変革が欠かせません。
横浜市では、サーキュラーエコノミーの実現に向けた様々な取り組みが展開されています。市内各地で食品ロス削減のためのロッカー型自販機「食品ロス削減SDGsロッカー」の設置が進んでいるほか、環境省・脱炭素先行地域に指定されている横浜・みなとみらい21地区では、ペットボトルの水平リサイクルプロジェクト「ボトル to ボトル」の実証実験が展開されています。また、2024年10月には、新たに横浜市と市内廃棄物処理業者の連携による「横浜市資源循環推進プラットフォーム」も立ち上がりました。2025年は、これらの活動の深化・拡大・連携による、さらなるサーキュラーエコノミーの加速が期待されています。
SDGsステーション横浜関内に設置されている食品ロス削減SDGsロッカー
そこで、今年で3年目となる「みなとみらいサーキュラーエコノミー会議」( 昨年開催の様子はこちら )では、横浜市内における最新のサーキュラーエコノミーの取り組みをご紹介するとともに、市内でサーキュラーエコノミーを推進する民間事業者の皆様を交え、これから横浜が自治体・企業・スタートアップらの連携により都市としてどのようにサーキュラーエコノミーに取り組んでいけば良いか、それぞれが考える「2025年のキーワード」とともに、皆様と議論を深めていきます。
横浜市内でサーキュラーエコノミーに関わる事業を展開されている方や、新たに事業展開をお考えの方、自治体や大学関係者、NPO、一般市民の方などどなたでもご参加いただけます。横浜におけるサーキュラーエコノミーの推進に興味がある方々のネットワーキング機会とできればと思っていますので、本テーマに興味がある方は、ぜひお気軽にご参加ください。
開催概要
・イベント名:脱炭素へ皆TRY!みなとみらいサーキュラーエコノミー会議 2025
・日時:1月24日(金)15:20-16:50( 開場 15:00 )
・場所:chilink WORKSITE MINATOMIRAI
・アクセス:〒220-0012 横浜市西区みなとみらい5丁目1番2号 横浜シンフォステージ イーストタワー3階(地図)
・参加費:無料(要事前申込)
・参加人数:30名
・主催:ヨコハマSDGsデザインセンター
当日の流れ
15:20:オープニング
15:25:横浜市におけるサーキュラーエコノミーの取り組み紹介
●ヨコハマSDGsデザインセンターの紹介・食品ロス削減SDGsロッカー ほか(5分)
登壇者:横浜市 脱炭素・GREEN×EXPO推進局 SDGs 未来都市推進課担当係長 佐々木結花 氏
●脱炭素先行地域におけるボトル to ボトル ほか(5分)
登壇者:横浜市 脱炭素・GREEN×EXPO推進局 カーボンニュートラル事業推進課 担当係長 村尾雄太 氏
●横浜市資源循環推進プラットフォーム ほか(5分)
登壇者:横浜市 資源循環局 事業系廃棄物対策課 減量推進係長 権田優 氏
15:40:デジタル資源循環プラットフォーム「POOL」を活用したサーキュラーエコノミー(15分)
登壇者:レコテック株式会社 執行役員 大村拓輝 氏
15:55:グーンが目指すサーキュラーエコノミー(15分)
登壇者:株式会社グーン ブルーエコノミー研究所 所長 石田憲生 氏
16:10:パネルトーク「2025年、横浜のサーキュラーエコノミーを加速させるためのキーワード」(30分)
・パネリスト:大村拓輝 氏(レコテック株式会社)
・パネリスト:石田憲生 氏(株式会社グーン)
・パネリスト:村尾雄太 氏(横浜市)
・進行:加藤佑( ヨコハマSDGsデザインセンター/ハーチ株式会社 )
16:40:質疑応答(10分)
16:50:クロージング
16:55:終了
こんな方におすすめ
・横浜市内におけるサーキュラーエコノミーの実践について知りたい方
・これから横浜市内でサーキュラーエコノミーに取り組みたい方
・サーキュラーエコノミーの実現に向けた公民連携・動静脈連携に興味がある方
・デジタルを活用した資源循環性の可視化・サーキュラーエコノミーに興味がある方
・環境問題・資源循環に興味がある企業・自治体・学生・NPO・市民の皆様
・その他、市外の方も含め、興味がある方であればどなたでもご参加大歓迎です
登壇者のご紹介
横浜市:
・佐々木結花 氏(横浜市 脱炭素・GREEN×EXPO推進局 SDGs 未来都市推進課担当係長)
・村尾雄太 氏(横浜市 脱炭素・GREEN×EXPO推進局 カーボンニュートラル事業推進課 担当係長)
・権田優 氏(横浜市 資源循環局 事業系廃棄物対策課 減量推進係長)
企業:
・石田憲生 氏(株式会社グーン ブルーエコノミー研究所 理事)
・大村 拓輝 氏 (レコテック株式会社 執行役員 )
進行:
・加藤 佑 氏 (ヨコハマSDGsデザインセンター・コーディネーター / Circular Yokohama・ハーチ株式会社 代表取締役)
● 食品ロス削減SDGsロッカーとは?
ヨコハマSDGsデザインセンターが運営する、ロッカー型自動販売機を活用して食品を販売し、食品ロスの削減とそれに伴うCO₂排出量削減を目指す取り組み。ロッカーを市内の駅構内などに設置し、消費期限内でありながらもやむを得ず廃棄される専門店のパン等を販売している。
詳細URL:横浜市「SDGs達成・CO2排出削減に貢献する「食品ロス削減SDGsロッカー」の設置者・食品販売者を募集します! ~横浜市はロッカーの設置場所提供者、設置者及び食品販売者のマッチングに取り組んでいます~」
● ボトルtoボトルとは?
横浜市、サントリーホールディングス株式会社、一般社団法人横浜みなとみらい21の連携により、脱炭素先行地域に選定されている「みなとみらい21地区」において、施設から回収した使用済みペットボトルを新たにペットボトルに再生する取り組み。
詳細URL:横浜市「みなとみらい21地区でペットボトルの「ボトルtoボトル」リサイクル実証実験を開始しました!」
● 横浜市資源循環推進プラットフォームとは?
脱炭素社会の実現に向け、横浜市と市内廃棄物処理業者よの連携により2024年11月に立ち上がった資源循環推進プラットフォーム。市内の動静脈連携の推進及びリサイクル技術の開発・実用化に取組む。
詳細URL:横浜市「横浜市資源循環推進プラットフォーム(YRCプラットフォーム)」
公式サイト:横浜市資源循環推進プラットフォーム
● レコテック株式会社のご紹介
「ネイチャーポジティブな経済発展ができる社会をつくる」をVisionに掲げるClimate Tech Startup。サーキュラーエコノミーを実現するデータプラットフォーム「pool」は、リサイクル材料を活用した製造業者と排出事業者を繋ぎ合わせて循環型サプライチェーンをデザインする。
公式サイト:レコテック株式会社
● 株式会社グーンのご紹介
横浜市に本社を置き、木くずやプラスチックのリサイクル事業を行う企業。東南アジアの新興国を中心に、廃棄物に関する様々な調査を実施し、フィリピンセブ島にフラフ燃料の製造工場を建設するなどグローバルに活躍する。横浜市資源循環推進プラットフォームの幹事会社。
公式サイト:株式会社グーン
主催者の紹介
ヨコハマSDGsデザインセンターとは?:
横浜市と民間事業者が共同で設立・運営する組織で、SDGsの達成に向けて、市内外の多様な主体が持つニーズとシーズをつなぎ合わせ、横浜における環境・経済・社会的課題を解決するための中間支援組織。
・公式サイト:ヨコハマSDGsデザインセンター
・みなとみらいサーキュラーシティプロジェクト
Circular Yokohama
Circular Yokohamaは、ハーチ株式会社が運営する、横浜市内における循環経済推進メディア・プラットフォーム。相鉄線 星川駅直結の商業施設 星天qlay内「qlaytion gallery(クレイション・ギャラリー)」を拠点とし、横浜市および市内の事業者や教育機関、NPOらと連携しながら、循環経済の普及・推進に取り組む。イベントやワークショップ、学習プログラムや展示・販売などのほか、国内外の機関と連携しながら企業や自治体のサステナビリティ・循環経済への移行を支援。ハーチ株式会社も、よこはま共創コンソーシアムの参画企業の一社として活動中。
・ウェブサイト:https://circular.yokohama/
・公式Instagram:@circular_yokohama