デザインセンターコーディネーターが講演を行いました。
2020年9月14日に横浜市立横浜商業高校、翌9月15日に横浜市立大学にて、SDGsをテーマに授業を行いました。
● 横浜市立横浜商業高校
ヨコハマSDGsデザインセンターで総合コーディネーターを務める麻生智嗣から「SDGsとは」、地域コーディネーターを務める(株)太陽住建の河原勇輝社長から「地域密着型のSDGs」という内容で、横浜商業高校の約30名の生徒の皆様に向けて授業を行いました。
授業では、両コーディネーターによる説明の後、SDGsの17のゴールから任意に選んだ4つのゴールを達成するために、自分たちができることは何か、グループに分かれて議論していただきました。
議論後の各グループからの発表では、ゴール3と11を達成するために、「街のスーパーと連携して、買い物支援を行う」、「おばあちゃんの料理教室をオンラインで行う」など、高校生ならではの柔軟な発想で、様々なアイデアが飛び交いました。
今後、地域コーディネーターを務める(株)太陽住建の河原勇輝社長を中心に、生徒の皆さんが考える「Y校×SDGs」の実現に向けて8回にわたる授業を実施していく予定です。
● 横浜市立大学
2020年9月15日に、横浜市立大学キャリア形成実習(横浜の産業と企業理解)の授業において、ヨコハマSDGsデザインセンター総合コーディネーターの麻生から、デザインセンターの取り組みについて講演(オンライン)させていただきました。
SDGsの基本的な考え方、現在デザインセンターで取り組んでいるヨコハマ・ウッドストロ・ープロジェクトや若葉台オンデマンドバス事業、デザインセンターの相談窓口に寄せられる相談事案などについて説明を行いました。
その後、学生の皆さんにお題(リサイクルショップでどのようなSDGsの取り組みをすべきか)をお伝えし、各グループに分かれて、お題解決に向けた提案を考えていただきました。なお、このお題は、実際にデザインセンターにあった相談案件をもとに組み立てたものです。)
この授業は留学生と日本人学生が約半数ずつ参加しており、2日間という短い期間で、留学生と日本人学生がタッグを組んで、お題に対する提案を一生懸命考えていただきました。短い期間でのワークではあったものの、「ブランド品紙袋を再利用したらどうか」、「リサイクル品のレンタル事業を進めてはどうか」など、留学生と日本人学生の柔軟な発想で、示唆に富むアイデアを頂戴いたしました。
今後、ご相談いただいた企業様にも情報を共有させていただくとともに、学校及び学生の皆様と連携した取り組みを推進してまいりたいと思います。