「特集!コーディネーターの”横顔”その1」 総合コーディネーター 麻生智嗣
横浜市民・事業者等の皆様からのSDGsに関するご相談など多様なニーズにお応えしている環境・経済・社会的課題を統合的に解決するヨコハマSDGsデザインセンターが誇るコーディネーター陣!
コラムでは、今週から複数回に渡り、ご利用される皆様にデザインセンターをより身近に感じていただけるようコーディネーターの“横顔”をお伝えしてまいります。
初回は 総合コーディネーターの麻生智嗣さん。
1.横浜市の好きなところ
「根岸森林公園は、子供を連れて遊びに行くのにおススメの場所です。そして、みなとみらい、関内・関外、元町エリアは、各所の歴史ある港町の雰囲気が好きですね」
2.デザインセンターで手掛けていること
・若葉台オンデマンドバスのプロジェクト
・環境絵日記こどもサミット
・海中教室
・横浜型SDGs金融支援制度(仮)構築事業
・デザインセンター・アカデミア(仮)事業
・相談窓口業務(コーディネーター業務)
・その他、セミナー、研修講師など
「若葉台オンデマンドバスの実証事業は、デザインセンター開設後初めてのプロジェクトです。未来を感じさせ、非常にわくわくする(今でもやりがいがある)事業です。苦労のほうが多いのは間違いないですが、エリアを管理する若葉台まちづくりセンターさんもプロジェクトパートナーとして、非常に協力的で、色々と動いていただき、何とか進んでいる状況です。
目下一番の課題は、オンデマンドバスの有償化(運賃をとる)です。有償化するには、様々な規制、許認可などが必要で、そうした規制、許認可、関連法規を調べ、どうすれば、規制、許認可をクリアできるのか、また、持続可能な取組として、採算性を考えたうえで、どのような事業スキームを構築すべきかを、若葉台まちづくりセンターの職員の方々と日々議論しています。
また、地域からの要望・ニーズを得るために、若葉台団地の住民や若葉台周辺にある福祉施設や商業施設などにも足を運び、話を伺うなど、地道な努力も行っています。」
3.今後デザインセンターでしたいこと
「より多くの人と会って、様々な視点からSDGs達成に向けた「具体的な取組・活動」をどんどん進めていきたいです。中でも、現在、横浜型SDGs金融支援制度(仮)構築事業に取り組んでいるので、構築した金融支援制度を活かして、SDGsと経営をテーマとした取組を進めたいですね。
そして、さらに多くのコーディネーター(多様な分野で、一線で活躍している専門家)にデザインセンターに集まっていただき、連携しながら、様々な社会課題に向けた支援ができる体制を構築していきたいと思っています」
4.私からみたデザインセンターってこういうところ
「企業の方、市民の方、団体の方、研究機関の方、学校関係者の方、行政の方、子どもから高齢者まで、本当に多くの人が抱える課題、ニーズがあちこちから飛んでくる場だと思います。デザインセンターの業務をしなければ、関わることはなかった人たちと意見交換するなど、プロジェクトを推進する中で、思いもつかなかった課題やニーズがあるのだと、改めて感じています。」
5.所属機関のSDGsの取り組み
「会社内部での取組というよりは、業務を通じてということになりますが、現在、北九州市や富山市におけるSDGsに関する支援業務を実施しています。」
皆さんへメッセージ
「できるだけ多くの方々とお会いし、様々な角度からSDGs達成に向けた社会課題解決への取組を支援できるように頑張ってまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!」
麻生智嗣(株式会社エックス都市研究所)
趣味:
・プロ野球観戦(ここ数年あまり観に行けてないですが、千葉ロッテファンなので、年十数回幕張まで観戦に行くことが趣味です)
・街歩き(まちづくりのコンサルタントが本業なので、ブラタモリのように、まちを歩いたりそのまちの歴史を調べたりすることが好きです)