信愛エナジー合同会社
地域・障害者などと連携した
新しい生活様式に沿った
廃食油回収スキーム作り
“廃食油活用でC O2削減や新事業・障害者雇用の創出に寄与”
事業内容は?
横浜市内における家庭の廃食油の保存量は年間3280トンであり、発電して活用すれば、約2000世帯が年間に使用する電力となる。しかし現在その回収率はわずか1%であり、ほとんどがゴミとして廃棄されるか、下水に渡されて、水環境汚染、ゴミ焼却炉の品質の早期低下へと繋がっている。
横浜市地球温暖化対策推進協議会と連携し、自治会・町内会などとも連携して、廃食油の回収を推進しているが、その回収拠点、回収量はわずかである。この事業では環境・経済、社会へ関わりを基盤として新しい生活様式の要素を取り入れた、市民参加型の回収スキームを構築する。
具体的には、現在自治会・町内会などで実施しているペットボトルを使用した回収方法を見直し、廃棄物(ペットボトル)を出さずに廃食油のみを回収できるスキームを構築する。
新しい回収方法についての映像、及び廃食油回収による効果などのオンライン用資料を作成し、廃食油を回収している自治会・町内会などにおいて説明会、学習会を開催し、住民の理解促進、回収拡大を図る。
さらには回収拠点をマップ化し、協議会Facebookへの掲載、Q Rコードでの発信等を通じて、新たな地域での展開を図る。オンラインによる有人型回収依頼・報告のスキームも構築する。
【市民・市民生活へ還元が期待できる点】
地産地消のエネルギーを地域で協力して利活用することで、地域の雇用、また住み続けられるまちづくりに貢献する。
今後、障害者と連携し、燃料化事業での雇用を創出し、働きがいも経済成長も推進する。
事業の申請理由は?
廃食油をエネルギーとして利用できる仕組みを作るため
事業実施に向け課題は?
回収する仕組みについて新たな構想が必要となってきていること。
事業が目指すS D Gsのゴールは?