ヨコハマSDGsデザインセンター

【2024年11月28日(木)開催】セミナー「企業がいまネイチャーポジティブに取り組むべき理由 ~自然と共生するまちづくりを考える~」

自然と企業活動・地域づくりの共生を実現する「ネイチャーポジティブ」な取り組み

気候変動や生物多様性の喪失など様々な環境課題が顕在化するなか、自然生態系の損失を食い止め、回復を目指す「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の概念に注目が集まっています。日本においても2024年3月に環境省、農林水産省、経済産業省、国土交通省が「ネイチャーポジティブ経済移行戦略」を策定し、公表しており、企業は事業活動を通じてどのように生物多様性の保全・再生を実現するのかが問われるようになってきています。

 

また横浜市では、2027年に開催予定の「GREEN×EXPO 2027 (2027年国際園芸博覧会)」において、サステナビリティ戦略の柱の一つとしてネイチャーポジティブが掲げられており、今後の市内における取り組みの拡大が期待されています。

 

しかし、「ネイチャーポジティブ」の概念を理解し、どのように実践に移せば良いのかを学ぶ機会は限られているのが現状です。そこでヨコハマSDGsデザインセンターでは、ネイチャーポジティブの基本から実践的なアプローチまでを分かりやすく学べるセミナーを企画しました。

 

本セミナーでは、実際に都市において生物多様性の保全・再生に関わる事業を展開されている3名の起業家をゲストスピーカーにお招きし、ネイチャーポジティブにつながる先進的な事例と経験を共有いただき、企業や地域がどのように自然の再生や生物多様性の回復に貢献できるのかを参加者の皆様とともに学んでいきます。

 

特に企業のサステナビリティ戦略や環境関連事業に関わる方にとって、今後のネイチャーポジティブ経営への移行に向けた戦略策定や事業開発に役立つ実践的な知識を得られる絶好の機会となっています。また、生物多様性や脱炭素、環境保護に興味がある個人や学生の皆様にとっても、気軽に参加できる内容をお届けします。

 

会場では、セミナー後に講師や他の参加者とのネットワーキングの時間を設けていますので、より深い交流や質問も可能です。この機会に、ぜひネイチャーポジティブを通じて持続可能な未来を探求し、みんなでアクションへとつなげてみませんか?

 

過去のイベントの様子

【こんな方におすすめ】

✓ネイチャーポジティブな取り組みに関心がある企業のCSR担当者
✓環境に配慮した新しいビジネスモデルを学びたい経営者や社員
✓自然再生や緑化事業を推進する企業や団体
✓生物多様性に関する知識を深めたい研究者や学生

【イベント概要】

日時: 2024年11月28日(木)10:00~12:30
会場: 横浜ランドマークタワー7階「NANA Lv. (ナナレベル)」 / オンラインのハイブリッド形式
会場アクセス: 桜木町駅(JR・市営地下鉄)から動く歩道で徒歩5分 / みなとみらい駅(みなとみらい線)から徒歩3分
定員: 30名(会場)、80名(オンライン)
参加費: 無料
申し込み:Peatixページよりチケットをお求めください
主催: ヨコハマSDGsデザインセンター
企画運営: ハーチ株式会社

【スケジュール(予定)】

10:00 – 10:15: オープニングトーク「ネイチャーポジティブとは?」(ハーチ株式会社)
・ネイチャーポジティブの基本的な概念と横浜という地域の可能性について解説します
・ヨコハマSDGsデザインセンターの活動を紹介します

10:15 – 11:00: 先行事例紹介「ネイチャーポジティブってどうやって実現するの?」
・濱田健吾さん(株式会社アクポニ)
・渡辺英暁さん(Comoris DAO合同会社)
・伊藤光平さん(株式会社BIOTA)
※各15分
※順不同。登壇順は変更の可能性があります

11:00 – 11:40: クロストーク「みんなで実現するネイチャーポジティブ」
・講師の皆さまや会場にお集まりの皆さまを交えたトークセッションです。1社では始められない、実現できない地域のネイチャーポジティブを”みんなで”進めていくためのアイデアやコツを共有します

11:40 – 11:50: 質疑応答
・クロストークで話しきれなかったご質問を募集します

11:50 – 12:00: クロージング

12:00 – 12:30: ネットワーキング(会場のみ)
・アイデア交換やネットワーキングを楽しみながら、今後のプロジェクトについてのアイデアを深めましょう。

【登壇者ご紹介】

濱田健吾(はまだ・けんご)さん / 株式会社アクポニ

1978年1月10日生まれ。専門商社や外資系IT企業で約7年間、新規事業開発を担当。4か国、計8年の海外生活のなか、アクアポニックスへの切実なニーズを感じ、2014年に株式会社アクポニを創業。2017年より渡米し商業用農場にて研究開発に従事。2019年に帰国後、アクアポニックス農場の運営と設計施工、導入支援、アクアポニックス・アカデミーの運営等を行う。趣味は釣り。

URL: https://aquaponics.co.jp/

渡辺英暁(わたなべ・ひであき)さん / Comoris DAO合同会社

東京生まれ、神奈川のニュータウン育ち。株式会社パルコでの商業・文化施設によるまちづくりと、広告会社・デジタルクリエイティブ企業でのサービス開発・ブランド開発の経験を経て、自然・まちづくり・テクノロジーをキーワードに事業を行う株式会社NEWPARKを創業。2024年、都市で小さな森を育てるシェアフォレストサービス「Comoris (コモリス) 」を立ち上げ、Comoris DAO合同会社を共同創業。専門は、UXデザイン、コミュニケーションデザイン。武蔵野美術大学、京都芸術大学などで講師や産学プログラムを実施。Red Dot Award、YouFab Global Creative Awardsなど国際アワード受賞。

URL: https://comoris.co

伊藤光平(いとう・こうへい)さん / 株式会社BIOTA

1996年生まれ。都市環境の微生物コミュニティの研究・事業者。山形県鶴岡市の慶應義塾大学先端生命科学研究所にて高校時代から特別研究生として皮膚の微生物研究に従事。2015年に慶應義塾大学環境情報学部に進学。情報科学と生物学を組み合わせたバイオインフォマティクス研究に従事し、国際誌に複数の論文を発表。現在は株式会社BIOTAを設立し、微生物多様性で健康的な都市づくりを目指して研究・事業を推進している。

URL: https://biota.city/

加藤佑(かとう・ゆう) / ハーチ株式会社

2015年にハーチ株式会社を創業。社会をもっとよくする世界のアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」、横浜のサーキュラーエコノミープラットフォーム「Circular Yokohama」など、サステナビリティ領域のデジタルメディアを運営するほか、企業・自治体・教育機関との連携によりサステナビリティ・サーキュラーエコノミー推進に従事。2023年4月にB Corp認証を取得。英国ケンブリッジ大学サステナビリティ・リーダーシップ研究所 Sustainable marketing, media and creative 修了。英国CMI認定サステナビリティ(CSR)プラクティショナー。東京大学教育学部卒。

ファシリテーター: 室井梨那(むろい・りな) / ハーチ株式会社

神奈川県横浜市出身。大学で英語教育学を専攻したのち、アメリカにて留学/就労。帰国後は、横浜のサーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Yokohama」の立ち上げメンバーとしてハーチ株式会社に参画。現在は、海外事業開発や英語メディアの運用、教育支援に従事している。

 

【主催、企画運営団体のご紹介】

・ヨコハマSDGsデザインセンター

横浜市と民間事業者が共同で設立・運営する組織で、SDGsの達成に向けて、市内外の多様な主体が持つニーズとシーズをつなぎ合わせ、横浜における環境・経済・社会的課題を解決するための中間支援組織です。

官民連携で運営する強みを活かし、SDGsに関する各種コンサルティング業務を行うほか、SDGs達成に向けた多様な主体同士のマッチング、「横浜」というフィールドを活用した、多様な実証実験の協力・支援、様々な試行的取組の実施などを行っています。

URL: https://www.yokohama-sdgs.jp/

 

・ハーチ株式会社

“Content Marketing for Good(社会をもっとよくするコンテンツマーケティング)”をコンセプトに、世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン「IDEAS FOR GOOD」、日本のサステナビリティを世界に発信する「Zenbird」、サーキュラーエコノミー専門メディア「Circular Economy Hub」など、サステナビリティ領域で複数のWebメディアを運営。2020年3月より、横浜市にてサーキュラーエコノミー推進プラットフォーム「Circular Yokohama」を開始。現在は、横浜市保土ヶ谷区を拠点とする循環型のまちづくり事業に力を入れている。2023年4月、B Corporation取得。
ハーチ株式会社 URL:https://harch.jp/
Circular Yokohama URL: https://circular.yokohama/ 
 

【個人情報関連の注意書き】

1.個人情報の取り扱い

入力した個人情報を、主催者であるClimate tech Japan及びヨコハマSDGsデザインセンター(横浜市並びに共同事業者である三菱地所株式会社、東日本電信電話株式会社、株式会社NTT東日本-南関東、株式会社日本総合研究所、株式会社エックス都市研究所、ハーチ株式会社、株式会社ウェブリカ)、が必要な保護措置を行ったうえで次の目的のために収集・利用・管理に使用します。

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2.目的外利用の禁止

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